【設計】について②
こんばんは
早速昨晩の続きです。
三番目に重要なこと
聞く力!
なんだよ。設計の話じゃないんか。
設計知識技術うんぬん、デザインうんぬん
ありますが、まずはオーナー・店舗開発担当者が
- どんな空間を作りたいのか
- 商品をどのように魅せたいのか
- etc...
作りたいものを聞き出す力が必要不可欠です。
あなたが絶対これが良い!かっこいいし、予算にも合う!と意気込んで
プランを提出しても、クライアントが入れて欲しかった要素が入っていなければ
「ああ。。」
っていうリアクションになります。
私も経験がありますが、なかなかな空気が流れます。笑
「そうじゃないんだよなあ。。」
っていう空気が伝わります。笑
前回も書きましたが【設計デザイン】はアートではありません。
あくまでクライアントがしたいこと、叶えたいことを聞き出し
カタチにすることが仕事です。
その上で法規制や施設のデザインクライテリアを網羅しなくてはいけません。
設計ってなんなんだ。
デザインってなんなんだ。
となると思います。
デザインってなんなの!!
デザインについて
大きく分けると2種類のデザイナーがいます。
①時代に沿ったデザイナー
②スタイルのあるデザイナー
①は流行のデザインを表現できるデザイナーです。
少し前に流行ったブルックリンスタイル
北欧系
などなど
流行のデザインを表現できる器用なデザイナーです。
特に店舗デザインは流行が顕著にあります。
今はNorthfaceに見られる
の組み合わせが一番流行っているかなぁと感じます。
こんなのデザイナーじゃない!
流行に乗らずに自分のスタイルを貫くのがデザイナーだろ!
と私は学生の頃思っておりました。笑
そんな器用貧乏なデザイナーになりたくない!と
器用貧乏じゃないです。
様々な流行を取り入れつつ、全く同じにしないで絶妙なバランスで仕上げを組み合わせることはとても大変です。尊敬します。
私自身「うわあ。。この床の色じゃなかったなあ。。」ってことがあります。泣
何度もそういったトライ&エラーを繰り返して、そういったセンスが培われていくのです。←何を偉そうに!
②スタイルのあるデザイナー
ある特定のジャンルに特化したデザイナー
(ブルックリン、北欧、ナチュラル、和モダン、アメリカンetc...)
特定のジャンルに自身のエッセンスを加えたデザインを作る
②のデザイナーにはニッチでコアなファンがつきます。
例えばアメリカンテイスト+和モダン
アメリカンと和モダン
???
と感じますが、刺さる人からしたら最高のデザインでかつ、その人しか作り上げることができないので恐らく、営業活動をしなくとも刺さる人から相談や依頼が来ます。
さっきの話とは逆で、ある意味不器用なデザイナー
どうせなるなら不器用なデザイナーになりたい!笑
実際に尖ったデザインで有名な方達もいます。
しかし、デザインも仕事です。
仕事がなければお金も得ることができません。
デザインでご飯を食べることができるから【デザイナー】なのです。
ニッチ過ぎるデザインで刺さる人がいなければ只の趣味です。
ですので①・②のどっちが良いかなんてことはありません。
みなさんはどちらのデザイナーですか?
学生の子達はどちらのデザイナーを目指しますか?
どちらを目指すかはみなさんの自由です。
次回も【設計】について書くぞ
天パ